五十肩に対する鍼灸治療の具体的な内容と効果
五十肩は、肩周辺の筋肉や筋膜が硬くなり、関節包の炎症が原因で痛みや動きの制限が生じます。鍼灸治療は、肩の症状を和らげ、可動域を改善する効果が期待できる治療法です。ここでは、鍼灸施術の具体的な内容とその効果について詳しくご紹介します。
1. 鍼灸治療で使用する主なツボとその役割
1-1. 肩井(けんせい)
位置:首と肩の付け根にあるツボ。
効果:肩周辺の血行を良くし、肩こりや痛みを和らげる効果があります。
1-2. 肩中兪(けんちゅうゆ)
位置:肩甲骨の内側にあるツボ。
効果:肩の硬直を緩め、肩甲骨の動きをスムーズにします。
1-3. 曲池(きょくち)
位置:肘を曲げたときにできるしわの外側。
効果:腕や肩の痛みに効果があり、肩の可動域を広げるのに役立ちます。
1-4. 天宗(てんそう)
位置:肩甲骨の中央部。
効果:肩甲骨周辺の緊張をほぐし、肩全体の動きを改善します。
1-5. 手三里(てさんり)
位置:肘から手首にかけての腕の外側。
効果:腕全体の血流を促し、肩への負担を軽減します。
2. 鍼灸治療の具体的な施術内容
2-1. 鍼の施術
ツボへのアプローチ:非常に細い鍼を使用し、肩や肩甲骨周辺のツボを刺激します。鍼は深さや角度を調整し、筋肉や神経に直接働きかけます。
トリガーポイント療法:五十肩の痛みに関連する「トリガーポイント」を鍼で刺激することで、筋肉の緊張を和らげます。
全身の調整:肩だけでなく、全身のエネルギー(気)を流すため、足や背中、腕のツボにも鍼を行います。
2-2. お灸の施術
温熱刺激:お灸を肩や肩甲骨周辺のツボに置き、温熱効果で血流を促進します。
炎症の抑制:お灸の温かさが炎症を抑え、筋肉を柔らかくします。
リラクゼーション効果:お灸の穏やかな温もりが神経を鎮め、リラックス状態を作り出します。
2-3. 施術後の効果確認
施術後には、肩の動きや痛みの軽減具合を確認します。多くの方が施術直後に以下のような変化を実感します:
- 肩の軽さ
- 痛みの緩和
- 腕を上げやすくなる
- 可動域の拡大
3. 鍼灸治療の効果と期待される回復プロセス
3-1. 初期段階(1~3回目)
- 痛みが強い場合でも、軽減を実感し始めます。
- 肩の硬直が少しずつ緩和されます。
3-2. 中期段階(4~8回目)
- 肩の可動域が広がり、日常生活での動きが楽になります。
- 痛みが大幅に軽減します。
3-3. 後期段階(9回目以降)
- 痛みがほぼなくなり、肩の動きが正常に近づきます。
- 自然治癒力が高まり、再発予防の段階に入ります。
4. 青葉台かなで整骨院の鍼灸治療の特徴
青葉台かなで整骨院では、五十肩の鍼灸治療に特化した施術を提供しています。
- 専門的な知識と技術:鍼灸師が五十肩の状態を丁寧にチェックし、最適なツボを選定します。
- オーダーメイド施術:一人ひとりの症状に合わせた施術プランを提案します。
- セルフケア指導:自宅で行える簡単なストレッチやセルフケアを指導し、施術効果を持続させます。
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青葉台かなで整骨院でございます。